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体験者から学ぶ事例検討

S.K(入居者ご本人、女性、76歳)

 

主人が半年ほど前に亡くなってから、一人暮らしをしていました。一人暮らしになってからは外出することもほとんどなく、ずっと家にこもりっきりでした。長女が電車で30分ほどのところに住んでいましたので、週に2〜3回は様子を見に来てくれていましたが、あまり負担をかけたくないと思い、老人ホームへの入居を考えるようになりました。

 

住み慣れた町から近く、長女の家からも来やすい場所にある老人ホームを探しいくつか資料を取り寄せ、3件ほど見学に行ってみました。入居を決めたホームの見学では職員の方がとても丁寧に対応してくださり、ここなら安心だと思って決めました。

 

老人ホームへの入居について、長女はあまり前向きではなかったようです。老人ホームへ親を預けることが後ろめたかったのだと思います。入居した当初は他の入居者の方と打ち解けられず部屋に一人でいることが多かったのですが、職員の方の勧めで俳句サークルに入ってからは同じ俳句サークルの友人ができ、楽しく毎日を過ごしています。あのまま一人暮らしを続けていると、ずっと暗い生活をしていたと思いますが、ここに来て、本当に良かったと思います。
今も長女がときどき遊びにきますが、サークル活動中のときなどは長女にかまっていられないときもあります。そんな私の様子を見て、長女も安心してくれているようです。

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